白山命水の還元値

白山命水は採水した自然の状態で酸化還元電位がマイナス220mv*(採水時の数値)という天然水では極めて稀な天然の還元水です。酸化還元電位は数値が低いほど、還元力(さびを取る力)が強いとされています。(水道水はプラス500以上) 一般に還元水は煮沸すると良くないと言われていますが、白山命水の場合は長時間の輸送や長期保存でプラス側に傾いた酸化還元電位が煮沸によりマイナスにもどるといった不思議な特性があります。一時的に酸化還元電位が下がるのは、水の中の酸素が沸騰により空気中に逃げた為だと考えております。お茶やコーヒーにしても天然還元水白山命水の成分を損なうことなくお楽しみいただけます。 ※白山命水の酸化還元電位は、採水地にて鳥取県保健事業団に測定されたものです。

還元水とは?

還元水とは、還元力がある状態の水のこと。一般にそのお水の酸化還元電位(ORP値 Oxidation Reduction Potential)が、プラス200~マイナス400程度と言われています。これは、特殊な計器「ORPメーター」で測定する事が出来ます。還元水の特徴として、酸化や腐敗を抑制する効果がある事、ミネラルバランスが良い事、活性酸素を除去する効果がある事等が上げられます。還元水でお米を炊いたり、煮物を作ると水道水等の水で作るのと比べると長時間お米が変色しなかったり、腐り難かったりします。還元水の目で見える違いは、皮をむいたリンゴを還元水に浸しておくと、還元水ではない水と比べてその変色のスピードが明らかに遅い事です。リンゴの変色のスピードが遅いのは、水中内で起こる酸化作用を抑制しているからだと考えます。還元水には未だ解明されていない不思議な力が秘められていると考えられています。

経過時間 水道水 白山命水
ティバック 36時間 変化なし 濃い茶色
ティバック 12時間 変化なし 茶色
急須 12時間 変化なし 茶色

天然還元水とは?

一般的に還元水を天然のメカニズムで作り出すと5年~50年位の時間が必要と言われます。還元水を人工で作り出すには、高周波電圧を水にかけ、水のpH変化を起こさないようにミネラル分だけを還元する必要がある方法や還元水を作り出す浄水器等の手段を用いて作る必要があります。白山命水の採水地環境は、天然で還元水を作り出す条件が整っていると考えます。何処の場所でも天然還元水を作り出せる自然環境が整っている訳ではなく、限られた箇所にだけ湧き出す還元水が天然還元水です。更には、飲める(水道法の項目全てをクリアーしている等)還元水と成るとその希少性が高くなります。白山命水の還元力は、千数百万年よりも古い海成の堆積層を経由してあらゆる還元水を作り出す天然の奇跡的な環境から作り出されていると考えます。

切花(ガーベラ)観察 14日間
2012年 水道水 白山命水
9月10日 観察開始※若干の個体差あり
9月11~17日 変化なし
9月18日  白山命水の方が水の減り方が早い。
9月19日 花びらが内側に寄り、茎も黄色 に変色。 花びらが少し内側に寄ってきた感じ。
9月20日 花びらの色が薄くなった。 花びらの色はピンク色を保っている。
9月24日 茎が折れ、枯れた。 茎が黄色く変色してきたものの、生き生きとしている。

酸化還元電位(ORP=オーアールピー)と水

水には、酸化還元電位と言う数値があります。その数値は、プラスかマイナスでmV(ミリボルト)の単位で表しています。数値がプラス数値を示すほど酸化の力が強くものをさび付かせやすくなり、マイナス数値を示すほど還元の力が強くなります。全国の一般的な水道水のORP値は、プラス数百mV程度と言われています。様々な文献によると一般的に生命体に良い還元水と呼ばれるのは、プラス200~マイナス400程度だと言われています。あまり酸化還元電位の高い(プラス)水は、飲んでまずく体に悪影響を与えると言われています。一方、あまり酸化還元電位が低い(マイナス)水だとアルカリ性がかなり強くなり、これもまた体には良くない状態です。酸化還元電位の数値は、酸化されているお水なのか還元力が強いお水なのかを示すある程度わかると思います。全国の名水と呼ばれる水の酸化還元電位の数値もプラス200~マイナス50に集中していると言われています。白山命水は、採水時の状態でマイナス220mVで時にはマイナス300mv以上の数値を示すこともあります。酸化還元電位とは、その水が酸化状態にあるのか還元状態にあるのかを示す指数です。